ガボール・ナギーは1953年ハンガリーのブタペストで生まれ、14歳の時からジュエラーとしての基礎を学び、1988年に自らのアトリエ兼ショップである「Gaboratory/ガボラトリー」をアメリカのベニスビーチに設立する。
当時はまだマイナーであったメンズ用のジュエリーを製作し、その独創的なデザインワークやアイテムは地元のバッドバイカーをはじめ、ロックミュージシャン、ハリウッドスター達の支持も受けガボールの名は世に広まっていった。

しかし、1999年ガボール・ナギーは心不全の為、突然死去してしまう。


その後は、妻のマリア・ナギーと、最もガボールからの信頼が厚かった友人であり職人のピーター、その息子でガボールが自分の子供の様に可愛がっていたマーロンの3人で「Gaboratory/ガボラトリー」を継続させている。
また、シルバーアイテムの製作において頑に外注を行なわないガボールのアーティテュードを引き継ぎ、現在でも全ての工程を工房内で行っている。